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自費出版のススメ

終活などでよく耳にするようになった「自費出版」

ニュースなどで興味を持ってお問い合わせいただくことも多いです。

しかし、そもそも「自費出版」とは何でしょう?

これから本を作りたい人や書いてみたい人、必見!

宣伝は最後にほんの少しだけにして(笑)、解説をします。

自費出版とは

そもそも、自費出版とは?

 

 自費で出版することです。自分のお金で本を作ることを指します。

 誰に読んでもらいたいかによって、作成する数が変わります。

 ご家族や親しいご友人方に読んでいただきたい場合は、本屋さんで販売する流通を通さないことが多いです。

 最近はデジタルブック(電子ブック)でお渡しすることも増えてきています。

 目的は様々ありますが、

  ・終活のため(ご自身のことや自分のパートナーの生涯を振り返って、自分の感謝を伝える)

  ・俳句や写真などの自分の作品をまとめるため

  ・還暦など、人生の節目のお祝いとしてのプレゼント

が多いように感じます。

完成までの流れ

完成までの流れ

 

 実際にはどのように作るのでしょうか。工程や作成日数の目安が知りたい方もいるかと思います。

​ ここでは、三門印刷所の場合での日数計算を例としてお伝えします。

 0 原稿作成(1ヶ月〜)

  書かれる方の裁量によりますが、本1冊分くらいの分量になると1ヶ月以上かかる方が多いです。

  あの日、あの時、次々と思い出してくると、どんどんと書きたいことが増えるのでなかなか時間がかかります。

  完成してほしい日時が決まっている場合は、原稿が途中であってもご相談に来ていただく方が良いです。

  紙は原稿用紙でなくても構いません。レポート用紙でも、チラシの裏でも、そろっていれば大丈夫です。

  もちろん、PCを使ってワードや一太郎等で書いてもらってもOK。

 1 打ち合わせ(30分〜)

  どんな本にしたいのか、どのくらいのページになりそうか、いつ頃の完成にするか、具体的に決めていきます。

  打ち合わせ時に原稿がなくても大丈夫です。

  金額の概算もこの時に決めます。(予算がある場合は教えていただけると助かります)

 1.5 取材(1時間〜)

  自分で原稿を書くのが苦手な方は、取材に伺うこともできます。インタビュアーの質問に答えていただくだけで大丈夫。

  話の内容によっては、ご本人に加えてお子さんやご友人にもご参加いただき、何名かにお答えいただく場合もあります。

  思い出したこと、思いついたことを好きなだけ伝えてください。文章の素材にします。

 2 デザイン作成(1週間〜)

  いただいた原稿やインタビューの内容を元に、実際に本にしていく作業です。

  表紙や本文に写真や挿絵を使う場合は、スキャナーなどを利用して取り込んでいきます。(事前にご用意くださいね)

  ご相談と打ち合わせを重ねて作り込んでいく作業ですので、時間がかかります…。

 3 校正、修正(2週間〜)

  簡易見本を作成し、ご確認いただきます。見本は持ち帰っていただくことが多いです。

  文字の確認や写真の濃淡のチェックなど、多岐にわたってご確認していただくので時間がかかります。

 

  もし、修正箇所が多かったりデザインがイメージと異なる場合、お直しに時間がかかります。

  (お直しの量によっては1から作り直すことも…。その時はデザイン料と制作費が増えます…)

  せっかく作るものがイメージと異なるのはお互い残念ですので、打ち合わせの時に担当者にしっかりとイメージを伝えてくださいね。

 4 印刷・製本(1週間〜)

  本物の紙に印刷して、本にします。

  印刷する紙によっては、時間がかかることもあります(乾きにくい紙もありますので…)

  製本のやり方も複数あります。綴じ方や時期によって、かかる日数が変わります。

 5 完成!

  完成した本を受け取った時のドキドキやワクワクは、きっと何にも代えられない宝物になるでしょう。

  受け取ってくださる方はどんな反応をされるでしょうね。

  驚かれるでしょうか。笑顔になられるでしょうか。

  それもまた楽しみ方の一つです。

 打ち合わせから完成まで最低でも1〜2ヶ月はかかります。原稿作成からであれば、半年〜1年かかるのが一般的でしょう。

デジタルブックの場合は4番の工程がなくなります。その代わり、データをアップするための時間がかかります。

 弊社でデジタルブックを作る時は自費出版の森事業部様​​(http://www.mystorybook.jp/)とのコラボになります。

一度Webページをご覧になってみてください。より理解が深まるでしょう。

 文章量や写真が多く、ページが増える場合は目安より時間がかかることもあります。
 お祝いで使われる場合は、お願いをしたい会社さんとのスケジュール調整も含めて、下準備からしっかりと行いましょう。

費用について

費用について

 

 正直に言うと、​ページ数と冊数で変わります(印刷する紙の枚数や製本にかかる手間が変わるので…)

 弊社では1冊からの注文が可能です。

 打ち合わせの時におよその金額がお伝えできますし、お支払いは完成した後になります。

 ご予算に合わせたデザインにすることは可能です。お早めにお伝えください。

気をつけること

気をつけていただきたいこと

 原稿を作る際に、いわゆる個人情報やプライバシーに関する部分は注意してください。

 ご友人・ご親戚のお名前や年齢、大まかな住所など、懐かしくなって書きたくなることがあるかと思います。

 それでも「親しき仲にも礼儀あり」です。書いていいかどうか事前に確認を取りましょう。

​ せっかく作ったのに喜んでいただけなかった…というのは私たちにとってあまりにも悲しいことです。

 より多くの方に喜んでいただくためにも、しっかりと確認しておきましょう。

 弊社では、トラブル回避のためにも、お相手のご確認が取れていない部分については載せません。ご了承ください。

最後に

最後に

 

 印刷会社に説明しようと思っても、どんな風に説明をしたらよいか分からないですよね。

 弊社で多いのは、ご友人等からいただいた本やご自分でご購入された本を実際に持ってこられて、

 「こういう本を作りたい」「こんな見た目の本にしたい」というパターンです。

①どんな内容で ②どんな見た目で ③何冊くらい ④いつまでに、完成したいかを明確にすると、より伝えやすいかと思います。​ 情報を受け取る側(印刷会社)としても、イメージをふくらませやすいため非常に助かります。

 また、具体的に自分を振り返るツールとして、「自分史」の作り方を学ぶ講座があります。(ここから宣伝です。笑)​

 

 一般社団法人「自分史活用推進協議会」(https://jibun-shi.org/

 全国各地で開催されている「自分史入門講座」「自分史活用アドバイザー認定講座」というものです。

 弊社社長の三村(協議会認定自分史活用アドバイザー)が自分史についてご相談を承ります。

 ちなみに、アドバイザー認定講座で勉強できる内容は下記の通りです。

   第1章 自分史の魅力と活用法、表現法
   第2章 自分史のつくり方
   第3章 自分史を出版する
   第4章 パソコンを活用した自分史のつくり方
   第5章 自己分析ツールとしての自分史
   第6章 パーソナルブランディングツールとしての自分史
   第7章 コミュニケーションツールとしての自分史
   第8章 自分史活用アドバイザーとしての仕事のすすめ方

 次回の岡山での開催は未定です。

 ※アドバイザー認定講座という名称ですが、実際に自分史を書く場合にあてはめられる内容となっております。​

お問い合わせは、自分史活用アドバイザーの三村邦彦まで)

ここまで読んでいただきありがとうございました!

​こんな情報が知りたい、ということがあればこちらよりお知らせください!

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